川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

春動く 241 ウィレム

朝、雨が降っていたのでバイクを漕ぎました。今日は旧暦の1月16日ジューロクニチ祭の日で、先祖供養の日です。友人に墓での昼食に招待されていたのですが、残念ながら雨なので次回としました。

「世界史1200人」241 オラニエ公ウィレム(1533〜1584)

八十年戦争勃発時の中心人物で、北部7州でユレヒト同盟を結成し、ネーデルランド連邦共和国(オランダ)として独立させた、事実上の初代君主、「建国の父」と呼ばれた。ウィレムは何度か敗北を喫するが、「海乞食」と呼ばれる海賊軍団を組織し、沿岸を無差別に略奪を繰り返しながら、徐々に勢力を回復した。スペインとの戦いが続く中、突然現れた旧教徒の暗殺者から3発の銃弾を浴びせられ、「神よ、わが魂と愚か者たちにお慈悲を」との言葉を残して倒れたと伝えられている。

「スペインよ海乞食だぜ春動く ウィレム に 端遊」

春動くが2月の季語です。建国に向けて動くことを掛けました・・・オラニエ公ウィレムを英語的に読むと「オレンジ公ウィリアム」となります。オランダのナショナルカラーのオレンジは、独立の父の名に由来するものです。

習字は、「スペインよ」は抑えて、「海乞食だぜ」大胆に強く、「春動く」はスッキリと、というつもりで書きました。


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