川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

春闘 264 グレゴリウス7世

朝、隣町に行き、三人でいつものコースを楽しく走り、おしゃべりして来ました。日本は何だか弱くなったなァ〜という話でした。

264 グレゴリウス7世(1021〜1085)

イタリア・聖職者。トスカナ地方の貧しい市民の出身で、ローマで聖職者となりクリュニー修道院に入った。当時この修道院は教会刷新運動の中心となっていた。敬虔で厳格なグレゴリウスは、その流れを汲み、教会の堕落を正そうと「グレゴリオ改革」を行った。それは聖職の売買と聖職者の妻帯を禁じ、聖職者を任命する権利(聖職叙任権)は教皇にあるとするものであった。これに神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が反発すると、グレゴリウスは破門したが、カノッサ城で恭順を誓ったハインリヒを許した(カノッサの屈辱)。この事件以後、教皇の権威は一気に高まった。

春闘じゃ叙任破門でメッタ切り グレゴリウス7世 に 端遊」

春闘が3月の季語です。改革に掛けました・・・ハインリヒの復習により配流されたグレゴリウスは、イタリア南部のサレルノで「正義を愛し、不正を憎んだが故に配流となり、ここに死す」と言い残したといいます。

習字は、「春闘じゃ」はスッキリと、「叙任破門で」はグチャグチャと、「メッタ切り」は強く、というつもりで書きました。


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