川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

練供養 302 ワット・タイラー

朝、少し早く起きて善福寺川沿いを走って来ました。今日は新・新タブレットの初期設定をし、問題がなければ使用開始です。

「世界史1200人」302 ワット・タイラー(?〜1381)

イギリス、農民の反乱「ワット・タイラーの乱」の指導者。人頭税に反対するケント州の農民らを率いて立ち上がった。タイラーは反乱軍をロンドン郊外のブラックヒースに導き、次いで市内に侵入した。ロンドン市民も合流し、リチャード2世に農奴制廃止などを約束させた。しかし、2度目の交渉が行われている最中に、ロンドン市長ウォールワースに斬りつけられ殺害された。そして反乱自体も彼の死の直後に終了した。タイラーの名は屋根瓦職人(Roof tiler)であった事から付いたと考えられている。

「瓦屋よ約束したぞ練供養 ワット・タイラー に 端遊」

練供養が5月の季語です。二十五菩薩が来迎して衆生を浄土に導くというものです。ワットも供養されて浄土かな・・・反乱の原因としては、黒死病による社会的・経済的および政治的な緊張、フランスとの百年戦争による過酷な税金、およびロンドン市民の内部対立など、さまざまなものが挙げられるそうです。

習字は、「瓦屋よ」は控えめに、「約束したぞ」は大胆に、「練供養」は静かに、というつもりで書きました。


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