朝、善福寺川沿いを走ってきました。嫁さんは学校でバドミントンが上手だと褒められて嬉しそうです。
「世界史1200人」570 ヤーコプ・グリム(1785〜1863)
ドイツの言語学者、グリム兄弟の兄。ハーナウ生まれシュタイナウで幼少期を過ごした。ドイツ語学・ドイツ古代学の研究を認められて、弟のヴィルヘルムとともにゲッティンゲン大学に招かれ、その後にベルリン大学で教鞭をとった。ゲルマン語の子音変移の「グリムの法則」を確立して「ドイツ語文法」を著し、弟と「ドイツ語辞典」の編纂にも着手した。自らの立場を貫徹するためには論争・誹謗も辞さず、いかなる場合にも妥協しないことを自らの学問のスタイルとした。大学時代から弟と、庶民の間で語り継がれてきた昔話の聞き書きを行い、「赤ずきん」「白雪姫」「灰かぶり(シンデレラ)」「ラプンツェル」などを収めた「グリム童話(メルヒェン)」を1812年に出版した。メルヒェンとは「昔話」を意味するドイツ語で、創作童話などではなく、残虐性などから子どもへの読み聞かせに適しているか、初版刊行以来しばしば議論の的となっている。
「メルヒェンに黒南風吹けばむ残虐! ヤーコプ・グリム に 端遊」
黒南風(クロハエ)が6月の季語です。梅雨空を更に暗くして吹く南風です。残虐シーンにピッタリです。ヤーコプは残虐性の記述にも妥協しなかっただろうな・・・『ドイツ語辞典』はルターからゲーテに至る著作から集めてきた語彙を網羅しようとするもので、グリムの死後100年近くたった1961年、冷戦時代の東西両ドイツの協力を得て完成しました。33巻・3万4519ページあり、かつてギネスブックに「最大の辞書」と認定されていました。
習字は、「メルヒェンに」は明るく、「黒南風吹けば」は強く、「む残虐!」は幼く、というつもりで書きました。
