川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

屠蘇 446 サン・ジュスト

朝、善福寺川沿いを走ってきました。10日に友の通夜に参列してから、11日に島に帰ることに決めました。

「世界史1200人」446 サン・ジュスト(1767〜1794)

フランスの政治家・革命家、ロベスピエールの右腕とも称された。1788年に大学法学部に入学して1年を経ずして学士号を取得し、翌年にはエロティックな風刺歌「オルガン」を地下出版し、教会・国王を批判して追われる身となった。23歳で国民衛兵隊長の1人に選ばれ、翌年には『革命及びフランス憲法の精神』を発行し、革命の最中にあって最年少の理論家となった。25歳で国民公会議員となり数々の演説を残すが、1792年の革命後に行われた国王裁判での痛烈かつ冷徹な演説により、ルイ16世の裁判の方向性を決定付けた。1794年、クーデターで逮捕され、翌日の最後の演説を反対派に妨害されて果たせぬまま、ロベスピエールらと共に処刑された。 その美貌と冷厳な革命活動ゆえに「革命の大天使」または「死の天使長」との異名をとった。

「死の天使王をペロリン屠蘇を飲み サン・ジュスト に 端遊」

屠蘇が新年の季語です。お正月に邪気を払い長寿を願って飲むお酒です。演説で王をペロリンとした後に、邪気を払うとして飲んだかな・・・サン・ジュストロベスピエールの右腕として辣腕をふるい、憲法草案作成や行政改革などを行いました。

習字は、「死の天使」はサラリと、「王をペロリン」は大胆に、「屠蘇を飲み」は楽しく、というつもりで書きました。


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