朝、二度寝して2時間遅れで起き、海沿いを走って来ました。昨夜、嫁さん宛の石垣の友からのメールが、転送されてきたのですが、本当に前向きのボランティア精神あふれるメールで、すごく元気を貰いました。
「世界史1200人」456 ウジェニー(1826〜1920)
フランス皇帝ナポレオン3世の皇后。父親譲りの勇敢さと美しさはヨーロッパ各国へも伝わり、王侯貴族からの求婚を断り続け「鉄の処女」と言われるようになった。1853年、皇帝に即位していたルイ・ナポレオンと結婚したが、当初は誰もがボナパルト家にふさわしい人物とは思わなかった。しかし、ヴィクトリア女王への訪問などが大成功に終わり、1856年に皇子ジョゼフ・ボナパルトを生んだ。美しさだけでなく、お忍びで慈善バザーや病院を見舞い、女性活動にも影響を与え、1866年には女性を初めて電報局で雇用した。ルイはよく重要な問題を彼女に相談していた。
「鉄の処女寒紅つけて聖母さま ウジェニー に 端遊」
寒紅が1月の季語です。紅花から作る紅は寒中のものが最良とされます。ウジェニーは颯爽と寒紅をつけて聖母にもリブにもなったかな・・・1873年普仏戦争でフランスが敗れ、ウジェニーはルイとともにイギリスへと亡命し、王室や国民に歓迎されて余生を過ごしました。
習字は、「鉄の処女」は強く、「寒紅つけて」は柔らかく、「聖母さま」は大胆に優しく、というつもりで書きました。