川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

寒の入 453 ジョゼフィーヌ

朝、雨が降っていたので、家でバイクを漕ぎました。久しぶりのバイクでしたが、ギーコギーコの音が気になりませんでした。今、21日以降配達予定のアマゾンが届きました。何が入っているか楽しみです。

「世界史1200人」453 ジョセフィーヌ(1763〜1814)

フランス皇后、ナポレオン・ボナパルトの最初の妻。貴族の娘で美貌の浪費家だった。弱冠16歳で結婚し一男一女をなしたが4年後に離婚した。後に生活のために総裁政府のバラスの愛人となり社交界の花形となって「陽気な未亡人」と呼ばれた。このころ、年下のナポレオンの求婚を受け1796年に結婚したが、次々と愛人を作り浮気を繰り返した。美男の騎兵大尉との浮気が新聞に掲載され離婚騒動となったが、このあたりからナポレオンを真摯に愛するようになっていった。しかし反対に、ナポレオンの熱烈な愛情は冷めていった。1804年に皇后陛下の称号が与えられたが、1810年には嫡子が生まれないことを理由に離縁された。離婚式では娘が支えなければ歩けないほどショックを受けた様子だった。

「ナポレオンのあだな嫁御寒の入 ジョゼフィーヌ に 端遊」

寒の入が1月の季語です。小寒のぐっと寒い時期に入ること、また1月6日か7日の入る日です。“あだ”は婀娜と書き色っぽいの意で、“嫁御”は嫁の尊敬語ですが・・・離婚後もナポレオンとはよき話相手で、ナポレオンの後妻マリア・ルイーザが嫉妬するほどでした。ナポレオンのセントヘレナ島での最期の言葉は「フランス、陸軍、陸軍総帥、ジョゼフィーヌ…」でした。

習字は、「ナポレオン」は弱く、「のあだな嫁御」は大胆に、「寒の入」はコケたように、というつもりで書きました。


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