川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

でんぐり返り 兵頭精

朝、隣町に行き二人でいつものコースを楽しく走り・おしゃべりして来ました。台風9号の影響で波はありますが、風は静かになりました。昨日、嫁さんに歴史人物の本をプレゼントされたので、日本史と世界史の一通りを勉強したいと思っています。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、女性初の飛行士である兵頭精(タダシ)。愛媛県に生まれ、11歳の時に父が死に、土木請負業を営む姉のもとで育つ。17歳の時にアメリカの女性飛行士が日本で宙返りし、その大評判に自分もと志す。必死の願いに姉が根負けし大金2000円を与えて東京に送り出す。20歳で飛行機研究所の門下生となり、上空3000mから滑降中の墜落事故や海水不時着水にもめげず、23歳で三等飛行士免許をとる。飛行競技会にも参加して活躍し始めるが、不倫が大スキャンダルとなり、引退を余儀なくされる。

「赤トンボでんぐり返りパイロット 兵頭精 に感じて 端遊」

赤トンボが9月の季語です。当時の飛行訓練費用は「1分2円」とのことで、大卒初任給が約40円ですからぶっ飛びます!赤トンボから飛行機を連想するのは、もう古いかな・・・それにしても精は何度でんぐり返ったのかな・・・


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