川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

毬栗 富山妙子

昨夜、スマホ2台とタブレット2台中の1台がネットに繋がらないという分からない状態になり、結局ルーターの電源を抜いて差すという原始的な方法で繋がりました。で、朝は疲れが残り2度寝しました。そして今日は一日中雨なので、バイクを漕ぎました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、日本の戦争責任を主なテーマとした画家の富山妙子兵庫県に生まれ10代を中国で過ごし、日本の大陸侵略を目の当たりにする。戦後、闇屋などで二人の子供を育てるなか、鉱山や炭鉱を描き始める。50代の頃から再び大陸に目を向け、朝鮮人強制連行や従軍慰安婦などをテーマに制作を続ける。

「毬栗の鎧に潜む豊かさの 富山妙子 に感じて 端遊」

毬栗が10月の季語です。鋭い棘の中の栗は秋になると毬が割れて落ちます。若い頃の妙子は棘で武装していたかな・・・彼女の絵は厳しい中にも豊かさを感じます。高齢のお顔からもその感を深くします。


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