川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

新しい靴!ユーミン!ありがとう

今日は、隣町のランが休みになったので近くの海沿いを走ってきました。新しいマキシマイザーを履いて、ユーミンを聞いて走り出したら、遥か昔の走り方が自然と出来ました。歳をとり体重も増えているのでそれなりですが、バンザーイと心で言いました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、佐賀にわか芸人の筑紫美主子。両親を知らず北海道に生まれる。3歳で養女となるために佐賀県に移る。10歳頃に一家は破産し生計を踊りで支える。19歳で結婚し、賭事に夢中の夫を経営者に筑紫美州子劇団を旗揚げする。座員に軽んじられ、夫の暴力に耐えながらも、生きざまを笑いと涙の即興劇「にわか」として表現する。

「即興の泣いて笑って石榴割る 筑紫美主子 に感じて 端遊」

石榴が10月の季語です。花は「円熟した優雅さ」実は「愚かしさ」が花言葉で、「実は人の味がする」という言い伝えもあります。戦後、東京でも大成功して巡業を続け、美主子と改名して、短大の文学や演劇の講師となり後進を育てました。


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