川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

立春 247 エンリケ航海王子

朝、走ろうと家を出たら、冷たい霧雨だったので、バイクを漕ぎました。雨雲予報も見たのですが、外れでした。

「世界史1200人」247 エンリケ航海王子(1394〜1460)

ポルトガル王子。父王ジョアン1世に従い、兄とともにジブラルタル海峡を渡り、ムスリム商人の都市セウタを攻略して、航海貿易事業に着手した。航海学校を建て海洋術や天文学を教え航海士を育成して、インド航路開拓を奨励し、アフリカ最西端を回り、北緯15度近くのガンビアまで探検が行われた。エンリケ自身は船酔いがひどく、ほとんど航海には出なかったが、終生妻を娶らず航海事業に没頭し、大航海時代を切り開いた立役者となった。

立春だイザ!海へ余は船酔いじゃ エンリケ航海王子 に 端遊」

立春が2月の季語です。2月4日頃、気分は春です。陰暦では元日と立春が同時です・・・エンリケテンプル騎士団の後継であるキリスト騎士団の団長に就任し、騎士団の莫大な財産を航海事業の資金源としました。没後500年を記念してリスボンに立つ「発見のモニュメント」の先頭にはエンリケが立っています。

習字は、「立春だ」はスッキリと、「イザ!海へ余は」は強く大胆に、「船酔いじゃ」は弱く、というつもりで書きました。


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