川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

唐辛子 福永操

朝、今日も海は潮位が低く浅いので走ってきました。初めから快調に走ることができました。で、帰りはインターバル走をしたら、すごく疲れました。島はホントに涼しくなりました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、戦時中も転向せず共産主義を貫いた福永操。兵庫県に生まれ、北海道の高等女学校を卒業後、17歳で東京女子大学に入学。ドイツ語を独習してマルクスなどを読み、共産主義は男女同権だと納得し、在学中に女性学生運動を指導し20歳で非合法の共産党に入る。党の命令による偽装結婚、2度の入獄、夫の転向は妻も共犯との決定に対する怒りと離婚などを経験する。

「唐辛子真っ赤なばぁちゃん辛味増す 福永操 に感じて 端遊」

唐辛子が9月の季語です。秋には真っ赤に熟して辛味も増します。操は戦後は運動研究の著作に打ち込み「共産党員の転向と天皇制」にまとめました。何だか辛味が増したような題名です・・・


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