川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

鶏頭 淡谷のり子

朝、隣町に行き三人でいつものコースを楽しく走り・おしゃべりして来ました。帰って食事をすると急に眠くなり、2時間も寝てしまいました。ランチは食前酒付きのピザにしました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、シャンソン界の先駆者の淡谷のり子青森県の豪商に生まれるが、家業が傾き16歳の時に母子三人で東京に移る。東洋音楽学校を首席で卒業したが、日々は貧しく裸婦モデルで生活費を稼いだ。歌で生きると決心し、ステージとレコードで人気を博す。戦争中は「爪が赤すぎる。黒いドレスはエロティック」と何度も始末書を書かされたが自分を貫いた。戦後も自分の歌を選び続けた。

「鶏頭の黒に抱かれ歌開く 淡谷のり子 に感じて 端遊」

鶏頭が9月の季語です。無数に咲いた花の集まりが鶏冠に似ています。グロテスクなくらい派手で普通の女性なら負けてしまいます。黒のドレスを来た淡谷のり子は負けません。


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