川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

どど 289 長船長光

 昨日は寒い一日でした。コロナ感染者も6名出たようです。今日の朝も雨模様で、バイクを漕ぎました。

「日本史1200人」289 長船長光

備前国(岡山県)長船の刀工。子孫にも名工が多く、長船物・備前物として名声を高めた。華やかな乱れ刃を焼いた豪壮な作から直刃まで作行きが広く、古刀期においてはもっとも現存在銘作刀が多い刀工の一人である。中で名高い刀に大般若長光がある。当時この太刀に600貫(約7千万円)の破格の値がつき、大般若経600巻になぞらえて、この号が付けられた。足利義輝織田信長徳川家康らを経て、現在は東京国立博物館に所蔵されている。

「一振りで六百貫とどどが呶々 長船長光 に 端遊」

どどが6月の季語です。ポンポンポンと鳴く筒鳥・ふふ鳥のことです。呶々はやかましく・くどくどしく言うさまです。ダジャレ句です・・・長光は、文化財指定を受けたものだけでも国宝6点、重要文化財28点、重要美術品36点が存在します。弟子の代作と思われる作が数多くありますが、出来は一定水準を保っているそうです。

習字は、「一振りで」は弱く、「六百貫と」は強く、「どどが呶々」は小太りに、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20220609101427j:image