川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

心太 305 後小松天皇

 昨日は、中学以来の友とランチしました。仕事が順調で、元気に楽しそうな友と話し、こちらも元気を貰いました。夜は二晩続けて、嫁さんは新宿で飲み会、僕は近くのお店で一人飲みでした。で、朝は起きられず、ランは休んでゆっくり嫁さんと東京の印象やこれからの生活について話しました。

「日本史1200人」305 後小松天皇(1377〜1433)

100代天皇北朝6代天皇(持明院統)。父の後円融天皇の譲位を受けて6歳で即位し、南朝後亀山天皇より神器を受けた。そして室町幕府3代将軍足利義満のもと、35歳で両統迭立の約束に反して皇子に譲位して院政を開始した。そのため南朝勢力はしばしば反発して武装蜂起したが、以後は持明院統皇位を継承した。しかし、自らの皇統はわずか2代にしてさらに別の系統に移った。

「百代の神器はムフフ心太 後小松天皇 に 端遊」

心太(トコロテン)が7月の季語です。心天突きで切ったヌラリクラリの寒天です。南朝との約束違反に掛けました。後小松の崩御によって、院政治天の君という制度は事実上の終焉を迎えることとなりました。これ以降も院政はたびたび執られましたが、形式上の存在でしかなくなりました。

習字は、「百代の」はスッキリと、「神器はムフフ」はネットリと、「心太」は大胆に、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20220701105358j:image