川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

千両 226 フリードリヒ1世

朝、雨だったので室内でバイクを漕ぎました。土曜・日曜と走らないで飲み食いしたので、56kgと太ってしまいました。

「世界史1200人」226 フリードリヒ1世(1122〜1190)

神聖ローマ皇帝。衰退しかかっていた帝権回復を目指して戦った勇猛・雄弁で人望が高い皇帝であり後世で英雄とされた。異名はバルバロッサ(赤髭王)と呼ばれた。ローマ帝国の栄光を再現するために、5回のイタリア遠征を行い一定の成果を得た。その後は内政に手腕を振るった。第3回十字軍の総司令として出征し大戦果を収めたが、小アジア南東部のサレフ河にて溺れて崩御するという意外な最期を遂げた。多くの人はこの皇帝の崩御を信じられず、帝国が危機に陥ると赤髭王は永い眠りから覚めて起ち上がる、という伝説が生まれた。

「溺れても覚めても千両!赤髭じゃ フリードリヒ1世 に 端遊」

千両が1月の季語です。冬の観賞用の植物ですが、千両役者と掛けました・・・中世の民間信仰では、帝国が危機に陥ると、カラスがその上を飛び回って知らせ、彼は永い眠りから覚めて起ち上がり、国にふたたび栄華と平和をもたらすと言われています。

習字は、「溺れても」は弱く、「覚めても」はスッキリ、「千両!」は強く、「赤髭じゃ」は大胆に、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20230116110336j:image