川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

寒夜 229 イサベル

朝、海沿いを走って来ました。夜の食事を抜いているので、ゆっくり走りましたが、いつもと5分しか違いませんでした。嫁さんは久しぶりに小学校に読み聞かせに行きました。被り物をして読んだら、皆んなが集中して聞いてくれたと、喜んで帰ってきました。

「世界史1200人」229 イサベル・デ・ポルトガル(1503〜1539)

カール5世の王妃。結婚は議会で取り決められた政略結婚であったが、2人は仲睦まじかった。新婚旅行の際、周囲に人がいても気に留めず会話し微笑んでいたと言う。イサベルはポルトガル王の美貌の長女で知性も優れ、王の不在中はスペインの摂政をよく務めた。夫の不在時に末子を出産の際、難産で死去した。以後カールは再婚せず、死ぬまで黒の喪服ですごした。

「わォ素敵寒夜に響くイサベルよ イサベル に 端遊」

寒夜(カンヤ)が1月の季語です。天国からカールを見ているイサベルをイメージしました・・・1556年の退位後、カールはスペインの修道院に隠棲しますが、1558年に死去するまで亡き妻を思い続けたといわれます。

習字は、「わォ素敵」は嬉しく、「寒夜に響く」はスッキリ大胆に、「イサベルよ」は甘く、というつもりで書きました。


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