川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

籐椅子 344 ラクスマン

朝、海沿いを走ってきました。後半は雨でした。これから近くのおじいちゃんの葬式に行ってきます。

「世界史1200人」344 ラクスマン(1766〜?)

ロシア帝国・陸軍中尉・北部沿海州守備隊長。シベリアのイルクーツクで大黒屋光太夫ら漂流者6名と出会い、ペテルブルクの女帝エカチェリーナ2世に謁見した。そして、光太夫ら3名の送還と通商要望の信書を手渡す、ロシア最初の遣日使節となった。一行は根室・函館から陸路を松前に着いたが、長崎以外では国書を受理できないため光太夫ら2名を引き渡し、長崎へは向かわずに帰った。帰国後は、女帝に日本に関する様々な書物や名品を献上し、大尉に昇進した。

「籐椅子に女帝ニコリじゃ大黒屋! ラクスマン に 端遊」

籐椅子が6月の季語です。籐で作った椅子で、大型には体を横たえることもできます。エカチェリーナはチョッと太めなので喜んだかも・・・松前では「おろしや国の船壱艘長崎に至るためのしるしの事」と題する、長崎への入港許可証を交付されました。1806年に「ラクスマン日本渡航日記」を完成させています。

習字は、「籐椅子に」はサラリと、「女帝ニコリじゃ」は大胆に明るく、「大黒屋!」はスッキリと、というつもりで書きました。


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