川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

お年玉 405 田村清顕

改めまして、明けましておめでとうございます!31日から昨日2日までは、たっぷり島の泡盛を頂きました。そして朝は今日も含めて毎日、ゆっくりと海沿いを走ってきました。

「日本史1200人」405 田村清顕(キヨアキ;?〜1586)

陸奥国田村郡(福島県)、田村氏25代当主。初代征夷大将軍坂上田村麻呂の子孫と称した戦国大名。父同様に英明な武将として知られ、父の死後その跡を継ぎ当主となる。佐竹氏や蘆名氏に対抗するため、一人娘の愛姫(メゴヒメ)を伊達政宗正室として嫁がせ、伊達軍の援軍を得ることで独立を保持した。織田信長と誼を通じていたようで、1575年の長篠合戦にて多くの兵を討ち取ったことを信長より書状にて伝えられている。

「愛姫のお年玉ぞよ安泰じゃ 田村清顕 に 端遊」

お年玉が新年の季語です。正月の祝儀として贈るものの一切をいいます。清顕は愛(メゴ)によるお家安堵の贈りものに、すごく安心しただろうな・・・清顕には男子ができなかったため、清顕が没すると田村家中、及び伊達家と相馬家の間で再び争いが起きました。その後、伊達政宗により、清顕の弟・氏顕の子である宗顕が後継とされました。

習字は、「愛姫の」は愛らしく、「お年玉ぞよ」は楽しく、「安泰じゃ」は嬉しく、というつもりで書きました。


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