川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

薫風 527 松浦鎮信

朝、海岸沿いを走ってきました。帰ってシャワーを浴びて体重を測ったら54.9kgと東京に行く前の3月15日より0.9kg増えていました。56kg台を覚悟していたので不思議です。

「日本史1200人」527 松浦鎮信(シゲノブ;1549〜1614)

戦国から江戸時代の武将・大名、松浦隆信の長男、平戸松浦氏26代当主、肥前国平戸藩初代藩主。剣の達人で文武両面に優れ、和歌も嗜んだ。19歳で隠居した父から家督を譲られた。1586年、豊臣秀吉にいち早く貢物を献じて喜ばれ、父と共に九州平定に参陣し、豊臣政権内での地位を確立した。1600年の関ヶ原の戦いでは東軍に与して所領を安堵され、平戸藩初代藩主となった。鎮信は平戸貿易の再建を夢見ていた。オランダの漂着した船員のために、自ら船を建造して与えたことで、オランダ商館が開設された。さらに、イギリス国王ジェームズ1世の国書を持って、家康より貿易を許可する朱印状を得て、イギリス商館を開設させ、平戸貿易の再興を果たした。

「薫風に出船入船青い目の 松浦鎮信 に 端遊」

薫風(クンプウ)が6月の季語です。さわやかで清新な風です。オランダとイギリスの商館があって、平戸の町は青い目の人たちが行き来したのかな・・・鎮信は朝鮮の役では24戦無敗であり、あまり注目されていないが抜群の戦歴を残しています。また熱心な真言宗徒で、領内におけるキリシタンの排除を行ないました。

習字は、「薫風に」はスッキリと、「出船入船」はそれなりに(苦しまぎれ)、「青い目の」はサラリと、というつもりで書きました。


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