川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

時の日 530 種子島時堯

朝、海岸沿いを歩くように走ってきました。苦しいのが7、楽しいのが3で走っています。嫁さんは昨日の体育のテニスが思ったより上手で、すごく楽しかったようです。

「日本史1200人」530 種子島時堯(トキタカ;1528〜1579)

戦国から安土桃山の大名。種子島氏第14代島主。日本に最初に銃を導入し国産化に導いた。「鉄炮記」によると1543年、ポルトガル商人が乗った明船が種子島に漂着した。この商人は、日本人がはじめて見る鉄砲を持っていた。16歳だった時堯は射撃の実演を見て二挺を購入し、一挺は鍛冶職人八板金兵衛に調べさせて、苦心の末に銃の製造に成功した。もう一挺は島津氏を通して室町幕府に献上した。日本の戦場に革命をもたらした。父の恵時は鉄砲伝来当時存命中だったが、記録には主に時堯の名が出てくる。また時堯は、島津忠良の娘を娶り1555年には島津貴久に従い大隅国攻めに参加した。

「時の日ぞ鳴らせ鉄砲革命じゃ 種子島時堯 に 端遊」

時の日が6月の季語です。初めての水時計使用を記念した、6月10日の時の記念日です。時堯に掛けたダジャレですが、時計も鉄砲も現在にまで革命をもたらしたと思います・・・墓所種子島氏の初代の墓所である御坊墓地と、二代目の墓所である御拝塔墓地の双方にあります。

習字は、「時の日ぞ」はスッキリと、「鳴らせ鉄砲」は大胆に、「革命じゃ」はチョッと幼く、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20240626105427j:image