川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

パーマネント 山野千枝子

朝、雨が降っていたので隣町のランは休みにしました。いつもは代わりにバイクを漕ぎますが今日はもう一度寝ました。島は今、台風8号の目の中に入っているようで、すごく静かです。もう少しで目が離れ風雨が強くなりそうですが、ガラス戸だけで大丈夫そうです。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、パーマネントの草分けで美容家の山野千枝子。横浜に生まれ高等家政女学院卒業した年に結婚し、夫と渡米する。子供を抱えての暮らしは厳しかったが美容師学校に入り習得して27歳で帰国する。東京の丸ビルに美容院を創立し、美容師の養成・美容器具の国産化・パーマネントの普及に努める。また、マネキンクラブ設立しファッションショーで洋装を広める。後進の女性たちには「地球をかい抱くような」志を持つように説いた。

「白粉でパーマネントで地球抱き 山野千枝子 に感じて 端遊」

白粉が8月の季語です。嫁さんは白粉の花を子供の頃に頬にあてたそうです。千枝子は各地に美容院を開き、健康保険組合も作りました。


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