川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

カメラアイ 山沢栄子

昨日、半ば諦めた3時頃に、県立図書館からの本が届いたと役場から電話があり、嫁さんとバイクで受け取りに行きました。これからは読みたい本が読めるんだなア~と実感しました。早速、司馬遼太郎ドナルド・キーンを読み始めました。今日の朝は、隣町に行き三人でいつものコースを楽しく走り・おしゃべりして来ました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、女性初の写真家・ペーパークラフト作家である山沢栄子。大阪に生まれ、絵が好きで14歳の時ボックスカメラに夢中になる。27歳で渡米しコンソエロ・カネガの人間性に満ちた写真に感動し助手となり、30歳で帰国し大阪に写真スタジオを開く。人間の内面を写し出す写真に驚愕される。戦後、広告写真に前衛的な手法を取り入れ注目される。61歳で営業写真から手を引き、抽象写真の世界に入る。骨折で車椅子生活となるとペーパークラフトで創作を始め95歳の個展に結実する。

「不知火も心の闇もカメラアイ 山沢栄子 に感じて 端遊」

不知火が8月の季語です。有明海八代海の沖合いに明滅する神秘の灯りです。また、カメラアイとは撮影された状態を予測できる能力を言います。栄子なら不知火も人の心もきっちり撮影しただろうな・・・それから僕もペーパークラフトでお面を100個くらい作り、別の「唄とお面のブログ」に載せています・・・で、カメラアイをデザイン文字ではなく習字として書きました。


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