川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夜なべ 丸岡秀子

朝、海は潮位が低く泳げず、走るには膝が痛かったので、超久しぶりにバイクを漕ぎました。30分が超長く感じましたが、扇風機の風が気持ちよく、終わった後に膝が軽かったので嬉しくなりました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、農村女性の地位向上に活躍した丸岡秀子。長野県に生まれ、10ヶ月で母を失い貧しい祖父母に育てられる。奈良女高師卒業後2年間教師をし、結婚・娘の誕生・夫の急逝を経て、産業組合中央会に入る。以後10年に渡り全国の農村の実態調査を行い「日本農村婦人問題」をまとめる。戦後も女性解放の観点から評論活動を続ける。

「夜なべした村のカアちゃん明日お産  丸岡秀子  に感じて  端遊」

夜なべが9月の季語です。夜なべは藁仕事や針仕事など農村に結び付く言葉です。秀子はNHKアーカイブで、農村ではお産のギリギリまで仕事をしていることに胸を痛めたと話しています。多産問題もあり、子供は守られて・・・とは言えない状態で生まれたのかな・・・


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