川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

鰯雲 林芙美子

朝、海は浅く、右膝がイマイチなので今日もバイクを漕ぎました。今日は昨日と違いチョッと短く感じました。ハエを払いながら牧場の道を走るより快適かも、などとも思いました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、放浪の作家の林芙美子。出身地未詳の婚外子として山口県に生まれる。幼い頃は、20歳年下の男と駆け落ちした母と、九州などを転々とする。広島県尾道の女学校の時に文学に目覚め、卒業後は東京に出て同棲・結婚・離婚を繰り返す。25歳の時に「放浪記」を発表しベストセラーとなる。

木賃宿転々点に鰯雲 林芙美子 に感じて 端遊」

鰯雲が9月の季語です。鱗のような小さな波のような雲は、見上げると何だか懐かしい気持ちになります。転々とした木賃宿を遠く点のように思い出すことがあったろうな・・・芙美子の人生は波瀾万丈でした。評価はいろいろですが、いつも一生懸命でした。


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