川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

タブレットと1200人

朝は隣町に行き、二人でいつものコースを楽しく走り・おしゃべりして来ました。家に帰って習字をしていると待望のタブレットと歴史人物1200人が届きました。慌ただしく習字を仕上げ、タブレットの初期設定とデータ移行をしました。何しろジイさんですから、今までかかりましたが、ブログを書ける程度になりました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、プロレタリア作家として活躍した中本たか子。山口県に生まれ、高等女学校卒業後に小学校教員になるが、文学を志して上京し「女人芸術」に参加する。女工たちのため左翼運動を始めるが、27歳での2回目の検挙では拷問・妊娠中絶そして精神病院送りとなる。退院後、東洋モスリン女工たちの悲惨な実態と団結を描き反響を呼んだ。

「世直しに真っ赤な毒を曼珠沙華 中本たか子 に感じて 端遊」

曼珠沙華が9月の季語です。30cmくらいの花茎の先端に燃えるような赤い花を咲かせる、有毒植物です。たか子は精神病院でも、裸で隔離棟に入れられるなどの虐待を受け、何度か保釈・入獄を繰り返したようです。せめて、長生きしてくれて良かったと思いました。


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