川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夜長 二宮金次郎

朝、海で泳いで来ました。寒くなってきたのでウェットスーツを着たら、胸が締め付けられ、その上に波に揺られて泳ぎにくく、ちょっと疲れました。それでも島は久しぶりに晴れました。

今日の川柳は「失敗図鑑」より、薪を背負って本を読みながら歩いている銅像で有名な二宮金次郎。僕の子供の頃はどこの小学校にもあったような・・・で、彼が12歳の頃、堤防工事があり、体の弱かった父親に代わり出ることになりました。一人前の仕事ができないことを心苦しく思った金次郎は、夜遅くまでワラジを作り、次の日に怪我がないようにと村人に配ったそうです。さらに、こづかいをためて堤防が丈夫になるようにと苗木を植えました。

「薪背負いワラジ作りの夜長かな 二宮金次郎 に感じて 端遊」

夜長が9月の季語です。金次郎は長じて多くの村の農村復興を頼まれ、その数は600以上とのことです。中には意地の悪い武士などもいて、途中で逃げ出したこともあったのですが、断食修行により克服してやりとげたそうです!・・・昔の人の中には居たかも・・・


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