川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

柿 門上千恵子

一昨日と昨日は、来島した東京の友人一行6人の案内と懇親会で楽しい時間を過ごしました。で、今日は疲れが残っていたので、家でバイクを漕ぎました。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、女性で初の検事となった門上千恵子。愛媛県に生まれ、女性に門戸を開いたばかりの九州帝国大学に入学し法律学科に進む。民法をひもといて、女性の地位の低さに驚く。卒業後、教師や大学助手をしながら勉強し29歳で高等文官司法科試験に合格する。戦後4年、35歳で女性初の検事となる。法を犯した女性たちと接するうちに、男女不平等が犯罪の一因であると気づき、共著「女性犯罪」として出版し先駆的文献となる。

「男には負けじと検事柿をむく 門上千恵子 に感じて 端遊」

柿が10月の季語です。柿は甘柿・渋柿・干柿どれも甘くて懐かしい味がします。疲労回復、かぜ・ガン・老化の予防に効用があるようです。写真から前回の裁判官・三淵嘉子が優しい林檎のようで、今回の検事・門上千恵子が懐かしい柿のようでした。言い訳アリアリで季語を選んでます。


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