川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

角切 有吉佐和子

朝、海沿いを走ろうと旧スマホで音楽を聴こうとしたら電池切れで・・・重い新スマホをポケットに入れて走ったら、どうにも早く走れず、なら休みなしで走ろうと頑張りました。帰ったら丁度、嫁さんが小学校に習字の指導に行くところでした。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、ベストセラー作家の有吉佐和子和歌山県に生まれ、幼い頃はインドネシアで過ごし、10歳の時に帰国する。18歳で東京女子大学に入り、卒業後は編集者などをしながら作品を書き25歳で小説「地唄」が芥川賞候補となる。小説ばかりでなく脚本や演出も手がけ、才女と注目を浴びるが、母の一喝で奮起し本格的に小説を書き始める。途中、結婚・出産・離婚・子連れ留学をしながらも筆は休めることなく「恍惚の人」は200万部を売り上げ、「複合汚染」の新聞連載は大反響を呼ぶ。

「角切の優しくやがて恍惚に 有吉佐和子 に感じて 端遊」

角切(ツノキリ)が10月の季語です。鹿の発情期に争いで傷つくのを防ぐため角を切ります。男が武器を取られたら、ちょっと優しくなって、でも恍惚になっていくんだろうな・・・


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