相変わらず寒い日が続いています。昨夜は遅く寝たので、今日はゆっくり起きて朝食をブランチにし、昼はお菓子です!
「日本史1200人」の第58番の大伴坂上郎女(イラツメ)です。
万葉集の代表的歌人で、長歌・短歌合わせて84首が収録されている。作風は多分に技巧的でありながら、豊かな叙情性をも兼ね備えている。
恋ひ恋ひて会へる時だに 愛(ウツク)しき言尽(コトツク)してよ 長くと思はば 訳;長い間恋い焦がれてやっとお会いしている時だけでも、愛情のこもった優しい言葉をありったけ並べてください。末長くとお思いならば。
「寒紅を差せば貴方(アナタ)を貴男かな 大伴坂上郎女 に感じ」
寒紅が1月の季語です。紅花から作る紅は、寒中のものが最良とされています。坂上郎女は相聞歌を数多く作っています。プレイガールかな・・・でも、13歳頃に穂積皇子に嫁いで以来、三人のパートナーと死別しています・・・やはり物語を作りたかったのかもしれません。
習字は、「寒紅を差せば」は女性らしく、「貴方を」はイイ男を、「貴男かな」は4番目の男を、というつもりで書きました。