川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

寒造り 57 舎人親王

 昨日久しぶりに晴れたので、浜に散歩に行きました。海が透き通って息を呑む美しさでした。最西端の灯台も海に映えてスッキリと立っていました。今日は曇り後雨のようですが洗濯をしました。

「日本史1200人」の第57番の舎人親王(676〜735)です。

天武天皇の諸皇子の中で最後まで生き残り権勢を振るう。日本書紀の編集も総裁した。子孫の清原氏は天武系後裔氏族として長く血脈が続いた。万葉集に3首の和歌作品が残る歌人でもある。賞金をかけておもしろい歌を作れといった題詞もある。

日本書紀美味長持ちの寒造り 舎人親王 に感じて」

寒造りが1月の季語です。寒中の水で作った酒は、味よく長持ちするとされます。日本書紀は東アジアの古代史、文学史言語学における重要史料の一つとされ、まさに、美味・長持ちの内容です。歴史の記録には書記官が不可欠ですが、日本では6世紀頃に倭王権の下に登場し、彼らの多くは渡来人でした。やがて欽明朝期に「帝紀」「旧辞」がまとめられ、さらに修史事業は推古朝に登場します。日本書紀は720年に完成しました。

習字は、「日本書紀」は素直に、「寒造り」は勢いよくし、間の「美味長持ちの」は、いろいろ書いてみました。嫁さんのアドバイスもあり、今日から文鎮を外して撮影することにしました。


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