川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

虹の橋 47 プラクシテレス

 島に先程、暴風警報が出ましたが、それほど強くはなく、防風戸を閉めることなく、風に揺れる植物などを見ています。バイクを漕ぎ、シャワーの後に体重を測ったら、54.4kgと0.9kg増えていました。

「世界史1200人」47 プラクシテレス(前360頃)

前4世紀中期の彫刻家。前5世紀の彫刻が神々の威厳を表したものが多いのに対し、人間的で優美な神像を制作する。裸体像を得意とし「クニドスのアフロディテ像」「ヘルメス像」が有名である。初めて等身大の女性のヌード像を作った彫刻家であり、その美しいモデルだったテスピアイの高級娼婦フリュネとの関係は、絵画・音楽・影絵といったさまざまな作品で、憶測を生んでいる。オリジナルの「クニドスのアフロディテ像」は、ビテュニア王がクニドスの莫大な借金全額を免除してやるから売って欲しいと言ったのを、クニドスの人々が拒んだほど高い価値を持つものだった。

「初めてのヌード千金虹の橋 プラクシテレス に 端遊」

虹の橋が7月の季語です。アフロディテ像には千金の価値があり、虹の橋が似合うとイメージしました。プラクシテレスが好んだ題材は「人間」もしくは威厳ある「神」でした。神の場合は、ゼウス、ポセイドーン、アテーナーといった古い神よりも、アポローン、ヘルメース、アプロディーテーといった若い神に魅力を感じたようです。

習字は、「初めての」は控えめに、「ヌード千金」は曲線と直線で、「虹の橋」は柔らかく、というつもりで書きました。


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