川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

鳥交尾む(ツルム) 482 筒井順慶

昨夜は昔の仕事友だちと若い女性も参加して、三人で楽しいお酒をたくさん頂きました。で、朝のランは休みました。それから、嫁さんが気になる同級生に、なんと声をかけたらいいかを話し合いました。

「日本史1200人」482 筒井順慶(ジュンケイ;1549〜1584)

大和国戦国大名。筒井氏は興福寺に属する有力宗徒が武士化し、父親・順昭の代には大和最大の武士団となっていた。父が28歳で病死したため、2歳で家督を継いだが1564年に後見の叔父が死去すると、松永久秀に奇襲を受け、順慶は筒井城を追われた。1566年、順慶は三好三人衆と結託して筒井城の奪還を果たした。この頃、織田信長が台頭し1568年に足利義昭を奉じて上洛した。久秀はすでに信長に誼を通じていたが、順慶は1571年に明智光秀の斡旋で信長に臣従した。やがて久秀と信長の関係は破綻し、順慶と久秀は衝突を繰り返していく。そして1577年、順慶は久秀の信貴山城攻めの先鋒を務め、城は陥落し久秀父子は切腹または焼死した。本能寺の変では自重し、光秀死後は秀吉の家臣となり、大和の所領は安堵された。

「鳥交尾む(ツルム)儂ら突っつく命がけ 筒井順慶 に 端遊」

鳥交尾む(ツルム)が4月の季語です。鳥は命を生むため、順慶・久秀は命を奪うためです・・・小牧・長久手の戦いの時、順慶は胃痛を訴え床に臥していましたが、出陣を促されて転戦し、大和に帰還して程なく病死しました。

習字は、「鳥交尾む」は楽しく、「儂ら突っつく」は強く、「命がけ」はそれなりに、というつもりで書きました。


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