川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

神迎 133 アンデレ

 朝、雨が降っていたのでバイクを漕ぎました。嫁さんは、習字と読み聞かせを感謝してくれるとのことで、小学校に行き、冬瓜を貰って帰って来ました。

「世界史1200人」133 アンデレ(30頃)

十二使徒の一人。ペテロの弟。兄弟はもともと洗礼者ヨハネの弟子であったが、イエスを「神の子羊だ」というヨハネの言葉を聞いてイエスに従った。五千人にイエスが食べ物を与える物語では、アンデレはパンと魚を持った少年を連れてきてイエスに紹介し、食べ物が増える奇跡を導く役割をしている。また、ギリシア人がイエスに会いにきたときも仲介している。小アジアとスキタイで伝道し、黒海に沿ってヴォルガ川まで行ったとされ、ルーマニアとロシアの守護聖人になった。ギリシアのアカイア地方でX型の磔となるが、2日間命を保ち、最後まで伝道を続けた。十二使徒のひとりとして崇敬され、カトリック教会、正教会聖公会などで聖人とされる。前述したロシアとルーマニアのほか、スコットランドギリシャでも守護聖人とされている。

「X(エックス)架一意専心神迎 アンデレ に 端遊」

神迎が11月の季語です。本来は出雲から帰ってくる神様を迎えることですが、句ではGodとして使いました。チョッと不敬な感じですが、四字熟語も使ってみました。アンデレが処刑されたとされるX字型の十字架は「アンデレの十字架」と呼ばれ、アンデレを守護聖人とする人物や団体の旗や紋章となりました。スコットランドの国旗「聖アンドルー旗」、ロシア海軍軍艦旗「聖アンドレイ旗」などが有名です。

習字は、「X架」はギクシャクと、「一意専心」は強く大胆に、「神迎」は柔らかに、というつもりで書きました。


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