川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

馬肥えよ 162 ロロ

朝、昨日ポリープをとったので、今日のランはお休みです。お腹は未だゴロゴロいっています。 

「世界史1200人」162 ロロ(860?〜931?)

ノルウェー出身、初代ノルマンディー公。恵まれた体格が災いして、馬に乗ると馬を乗り潰してしまうので、いつも徒歩で移動し、「徒歩王」ロロと渾名された。ヴァイキング(入江の民の意)を率いて、セーヌ川河口地域を占領した。そして西フランク王国シャルル3世の王女ジゼルと結婚し、ノルマンディー公に叙された。ロロは贈り物の返礼として司教たちに国王の足に口づけするように求められたが、これを拒否して部下に代行させた。代行した部下はフランス王の片足をつかんで逆さまに吊り上げ、足にキスをした。これはロロたちノルマン人は同等であり、主人を持たない気風によるものと伝えられている。

「やんちゃキス姫よ領土よ馬肥えよ ロロ に 端遊」

馬肥えよが10月の季語です。ロロが乗れるような馬になったかな・・・ロロの子孫であるウィリアム1世はイングランド王となり、現在に連なるイギリス王室の開祖となったため、現在のイギリス王室はロロの血を引いています。

習字は、「やんちゃキス」は明るく、「姫よ領土よ」はスッキリと、「馬肥えよ」はおおらかに、というつもりで書きました。


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