川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

新走(アラバシリ) 163 アルフレッド

一昨日ポリープをとったので、今日までランを休むことにしました。前回の東京への飛行機を降りて依頼、低い音が響いて聞こえるので、耳鼻咽喉科の病院に行って来ました。耳は悪くなく、喉が腫れているためではと、ルゴールを塗られました。言葉も治療もすごく荒いのですが、どこか憎めないお医者さんでした。 

「世界史1200人」163 アルフレッド(849〜899)

エグバートの孫、七王国ウェセックス王。約100年続いたデーン人(北欧ヴァイキング)の侵攻を食い止め、支配を東北部に限定させイングランド統一の基礎を築いた。騎士軍・民兵・海軍などの軍備を整え、サクソン法典の集大成を行った。衰退したイングランドキリスト教文化を復興し、古英語での読み書きを習慣化した。晩年のアルフレッドは、デーン人の侵略によって荒廃したイングランドの復興に従事した。この際、当時の主流であった木造建築ではなく、石の建材が用いられた可能性がある。

「軍揃うデーン蹴散らせ新走(アラバシリ) アルフレッド に 端遊」

新走(アラバシリ)が10月の季語です。新酒のことです。軍を整えたら、お披露目とお祝いです・・・アルフレッドはイギリスの歴史において大王と称されます。また、海上で敵を迎え撃ち、上陸を阻止するための海軍力の適正運用を行った初めての君主として、しばしば英国海軍の父と称されます。

習字は、「軍揃う」はスッキリと、「デーン蹴散らせ」は強く、「新走」は大胆に、というつもりで書きました。


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