川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

麗か 293 ザビエル

朝、善福寺川沿いを走ってきました。薄いベアフットサンダルを履いた女性ランナーと競争でした。

293 フランシスコ・ザビエル(1506〜1552)

スペイン・宣教師。パリで学び哲学教師となったが、同郷のロヨラと出会い共感して、海外布教を目指すイエズス会を同士7名と創立した。1549年、鹿児島に上陸し、日本に初めてキリスト教を伝えた。1551年、山口の大内義隆に珍しい文物を献上し宣教を許可され、信仰の自由を認められ、大道寺を住居兼教会として与えられた。ザビエルはこの大道寺で一日に二度の説教を行い、約2ヵ月間で約500人もの信徒を獲得した。やがて、日本での布教のためには、日本文化に大きな影響を与えている中国での宣教が不可欠と考え、中国を目指すが病を発症してこの世を去った。

「よ!ジパングこちらキリスト!麗かに ザビエル に 端遊」

麗かが4月の季語です。春の朗らかな風景の形容です。句では朗らかにやっていこう!という感じです・・・日本人の印象について、「この国の人びとは今までに発見された国民の中で最高であり、日本人より優れている人びとは、異教徒のあいだでは見つけられないでしょう。彼らは親しみやすく、一般に善良で悪意がありません。驚くほど名誉心の強い人びとで、他の何ものよりも名誉を重んじます。」といっています。

習字は、「よ!ジパング」はスッキリと、「こちらキリスト!」はサラリと、「麗かに」は優しく、というつもりで書きました。


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