川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

入社式 292 アビラのテレサ

朝、善福寺川沿いを走ってきました。寒くてウィンドブレイカーを着て行きました。改めて与那国の暖かさを思いました。

292 アビラのテレサ(1515〜1582)

スペイン・修道院改革者。彼女は若い頃から父母 による教えを受けて、非常に信仰深く禁欲的な理想を植え付けられた。聖者の生き様に魅了され、何度か家出をし荒野の殉教地を探し、やがて御托身女子修道院に入った。修道院では病気に苦しんだが、崇高な宗教的恍惚感を繰り返し経験した。さらに、神秘的な修行・苦行も経て、ローマ・カトリック教会修道院改革に尽力した。むち打ちの儀式など厳しい戒律を重視して、多くの修道院を建てた。

「むち打ちは歓喜の道よ入社式 聖テレサ に 端遊」

入社式が4月の季語です。修道院ですから入院式かな・・・テレサの全著作を通じての神秘思想の要点は、「瞑想・静寂・合一・恍惚あるいは歓喜」の4つの段階を経る魂の向上です。最期には身体が存在するという感覚が消滅するというものす。

習字は、「むち打ちは」は恐そうに、「歓喜の道よ」は狂って、「入社式」は幼く、というつもりで書きました。


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