川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

矢車 316 カルティエ

土曜日は島の友達夫婦と上野の博物館へ、日曜日は娘が住んでる浦和へと、楽しい2日間でした。今日も朝は善福寺川沿いを走ってきました。

「世界史1200人」316 カルティエ(1491〜1557)

フランス・探検家・侵略者。フランソワ1世の命で北西航路(北アメリカ大陸の北方を通って大西洋と太平洋を結ぶ航路)を開拓しようとし、北米大陸へ3度の探検を行った。2度目の探検ではセントローレンス河口を遡り現地人と接触し、この地域をカナダと呼んだ。さらに黄金の地サグネ王国を知った。3度目にはサグネ王国を目指したが急流のため行けなかった。2度目・3度目ともに厳しい越冬をしいられ、後にカナダを訪れることはなかった。

「矢車よカナダの何処じゃサグネ指せ カルティエ に 端遊」

矢車が5月の季語です。端午の節句に幟の竿に付ける矢車です。風を受けて回ります。風の向きからサグネは分かったかな・・・カルティエの探検後、1608年にフランスはケベックシティを建設し、五大湖からミシシッピ川を通ってメキシコ湾に至る広大なヌーベルフランス植民地へと成長させました。

習字は、「矢車よ」は楽しく、「カナダの何処じゃ」は聞くように、「サグネ指せ」はとぼけて、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20230522094333j:image