川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

喜雨 354 フーベルト・ファン・アイク

朝、海沿いを走ってきました。それから昨日に続いて草取りをしました。ガシガシと熊手を使い汗だくになりました。

354 フーベルト・ファン・アイク(1366〜1426)

フランドル(ベルギー)・画家。フーベルトが一人で完成させたと確定された作品は存在していないが、初期フランドル派の礎を築いた芸術家として高く評価されてきた。フーベルトが手がけたと記録に残る、現存する唯一の作品「ヘントの祭壇画」も完成前に死去し、弟のヤンが完成させた。オリジナルのフレームには「上回る者は誰もいない」フーベルトがこの祭壇画を描き始めたが、「二番目に優れた芸術家」ヤンが完成させたという、ヤンが記した銘が残されていた。

「祭壇画そうだぞ!ヤンと喜雨踊る フーベルト に 端遊」

喜雨が7月の季語です。日照りの時に降る雨です。ヤンがフレームに銘を書いた時、天国で喜んだろうな・・・「ヘントの祭壇画」は12枚のパネル(表裏24画)で構成されており、両端の8枚のパネル(翼)を開いたときと畳んだときとで全く異なった外観となって現れます。「北ヨーロッパ写実主義の最終到達点」とまで言われています。

習字は、「祭壇画」はサラリと、「そうだぞ!ヤンと」は強く、「喜雨踊る」は明るく、というつもりで書きました。


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