川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

虹 356 ティツィアーノ

朝、海沿いを走ってきました。帰ってきたら嫁さんが草を袋詰していたので、僕は後始末と水掛けをしました。

356 ティツィアーノ(1490〜1576)

ヴェネツィア、画家。ティツィアーノは同時代の人々からダンテ「神曲」からの引用である「星々を従える太陽」と呼ばれていた。肖像、風景、古代神話、宗教などあらゆる絵画分野に秀で、次世代以降の西洋絵画にも大きな影響を与えた。初期の作品の色調は明るく、奔放な筆使いと繊細で多様な色使いは、それまでの西洋絵画に前例のない革新的なものだった。26歳から描き始めた代表作「聖母被昇天」は非凡な色彩感覚に彩られ大評判となった。晩年はますます内省的で、倦むことなく何度も作品に手を加え、常に新しい表現を追及した。86歳で死去するときに「やっと最近絵の描き方がわかってきた」と言ったという。

「太陽の色は虹色?追求だ ティツィアーノ に 端遊」

虹が7月の季語です。虹の正体は雨滴の内部で反射した光です。ティツィアーノは太陽と呼ばれていたこともあり、何色か知りたかったのでは・・・ティツィアーノの死後にアトリエに残されていたといわれる絵画は、生々しい表現で、人によっては受け付けないような絵画が多く、「皮をはがれるマルシュアス」などがあります。

習字は、「太陽の」はしっかりと、「色は虹色?」はそれなりに、「追求だ」は強く大胆に、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20230717110805j:image