川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

水母 362 マキャヴェリ

朝、海沿いを走ってきました。遠くに台風を感じさせる海でした。幸い5号は島を外れそうです。

「世界史1200人」362 マキャヴェリ(1469〜1527)

イタリア・政治学者。フィレンツェの貴族の家に生まれた。25歳の時にメディチ家が市から追放され、享楽の風潮を厳しく批判した修道士サヴォナローラ神権政治を始めた。市の書記局に勤務し、外交使節として国王や教皇らと交渉を行ったが、メディチ家が復活すると郊外に追放され、ここで著名な「君主論」を書き上げた。「国家には宗教や道徳とは無関係に、獅子の勇猛さと狐の狡知を兼ね備えた君主が必要」と主張したが曲解されて、目的のために手段を選ばないマキャヴェリズムという語が発生した。

「水母でもマキャヴェリズムはちょと不味い マキャヴェリ に 端遊」

水母(クラゲ)が7月の季語です。水母はほぼ何でも食べます。クラゲでさえ食べます。でも種類によって捕食の手段は決まっているようです。蛇足ですが水分95%のクラゲでも、大好物にしている生物がいっぱいいるようです・・・「君主論」は第1回の教皇禁書に選定されました。

習字は、「水母でも」はフワフワと、「マキャヴェリズムは」は悪どく、「ちょと不味い」はそれなりに、というつもりで書きました。


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