川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

稲光 382 グーデンベルク

朝、海沿いを走ってきました。新聞で90歳のアイアンマンレース挑戦を読んだので、僕もチョットだけ長く走りました。

「世界史1200人」382 グーデンベルク(1400~1468)

ドイツ、金細工師・印刷業者、活版印刷技術の発明者。1439年頃、グーテンベルクは巡礼者に(聖火を写し取るといわれていた)研磨した金属鏡を売るという事業に出資を募ったが、深刻な洪水が発生したためもあり、資金の使ってしまい返せなくなった。出資者を満足させるため「秘密」を共有すると約束したといわれ、これが活字による印刷のアイデアだったのではとされている。伝説では「光線のように」アイデアが訪れたという。それまで本の生産は手書きの写しか木版印刷であり、活版印刷は一大変革を起こした。

「稲光ピカリと来たぞ活版じゃ グーデンベルク に 端遊」

稲光(イナビカリ)が8月の季語です。「光線のように」に掛けました。借金は返せたかな・・・晩年は借金や戦争のために、すべてを失ったグーテンベルクでしたが、1465年に印刷術考案の功績を讃えられて、大司教の宮廷に従者として召し抱えられました。俸給として宮廷衣装と2180リットルの穀物・2000リットルのワインを与えられました。

習字は、「稲光」はスッキリと、「ピカリと来たぞ」は閃いたように、「活版じゃ」はそれなりに、というつもりで書きました。


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