川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

流星 383 ルーベンス

朝、隣町に行き、二人でいつものコースを走り、楽しくおしゃべりして来ました。何気に投げたテニスボールが、斜面でコースを変化し、もう一つのボールに当たったのにはビックリしました。

「世界史1200人」383 ルーベンス(1577~1640)

フランドル(現ベルギー)、画家。法律家の子として生まれ、父の死後に絵の才能を見出だされた。イタリアに渡りダ・ヴィンチミケランジェロラファエロの作品に大きな影響を受け、当時最先端のカラヴァッジョの作品にも影響を受けた。豪壮・華麗なバロック様式で、歴史・宗教・風景・人物を素材に、豊かな色彩で雄大な世界を表現し名声を得た。また画家としてだけではなく、古典的知識を持つ人文主義学者、美術品収集家でもあり、さらに七ヶ国語を話し、外交官としても活躍した。

バロックを照らす流星艶やかに ルーベンス に 端遊」

流星が8月の季語です。ルーベンスは絵・文化・政治を背負って飛ぶ流星のようです。彼の特に後期の男女の裸体画は艶(アデ)やかという表現がピッタリの気がします・・・1615年頃から「黄金の工房」と呼ばれる工房を組織して、殺到する注文を処理しました。生み出された作品はヨーロッパ中で高く評価されました。

習字は、「バロックを」はサラリと、「照らす流星」はスッキリと、「艶やかに」は艶っぽく、というつもりで書きました。


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