川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

秋の蝿 395 ヘンデル

朝、雨なのでバイクを漕ぎました。シャワーを浴びて体重を測ったら54.4kgと先週より0.5kg増えていました。今日は71歳の誕生日です。嫁さんがカレーを作ってくれるとのことで楽しみにしています。

「世界史1200人」395 ヘンデル(1685〜1759)

ドイツ、作曲家・オルガニスト。幼少時から非凡な才能を示し、息子を法律家にしようする父の目を盗んで夜な夜な屋根裏でクラヴィコードの練習を重ねた。イタリアで成功した後にイギリスで長年活躍し、イギリスに帰化した。特にオペラやオラトリオの作曲で知られ、自ら公演事業にも携わった。オラトリオ「メサイア」は現在でも特に人気が高い。ジョーゼフ・グーピーのカリカチュア「愛すべき野獣」は、大食漢で音楽にはしばしば激しい感情をあらわにする一方で、ユーモアがあり寄付を積極的に行い、多くの社会層に友人を持っていたヘンデルを描いている。

「ハレルヤに秋の蝿さえ立ち上がり ヘンデル に 端遊」

秋の蝿が9月の季語です。秋の力の尽きそうな蝿でも立ち上がったかな・・・「メサイア」は「ハレルヤ(コーラス)」で有名ですが、初演時にイギリスのジョージ2世が感動で立ち上がったために、全観客がそれにならい総立ちしました。今でもその慣習は続いています。

習字は、「ハレルヤに」は強く、「秋の蝿さえ」は弱々しく、「立ち上がり」は無理をして、というつもりで書きました。


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