川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

神の留守 433 ディドロ

朝、いつものように起きられず、1時間半遅れて善福寺川沿いを走ってきました。通学の子供たちの中を走ってきました。

「世界史1200人」433 ディドロ(1713〜1784)

フランス、哲学者・美術批評家・作家。いわゆる百科全書派の中心人物であり、ダランベールとともに百科全書を編纂した。徹底した唯物論者であり、神について初期は理神論の立場に立ったが後に無神論へ転向した。近代の哲学者としては最も早い時期に無神論を唱えた思想家の一人とされる。百科全書を刊行すること自体が宗教界や特権階級から危険視され、たびたびの出版弾圧や執筆者の離散もあったが大事業を成し遂げた。「百科全書」はフランス革命を思想的に準備したともいわれる。執筆者はモンテスキューボルテール・ルソーらそうそうたるメンバーで、4100部の予約も受けた(当時の平均は1000部程度)。

「神の留守百科全書を出版だ ディドロ に 端遊」

神の留守が11月の季語です。諸国の神々が出雲大社に出向いている期間です。鬼の居ぬ間にです・・・ディドロは蔵書を、手元において自由に利用できるという条件付きで、ロシアの女帝エカチェリーナ2世に売り渡しました。実際には資金援助であり「百科全書」完結後の1773年にロシアを表敬訪問しました。

習字は、「神の留守」はサラリと、「百科全書を」は大胆に明るく、「出版だ」は楽しげに、というつもりで書きました。


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