朝、雨が降っていたので、家でバイクを漕ぎました。いっぱい雨が降ったので今はスッキリした空です。
「日本史1200人」409 秋田実季(ｻﾈｽｴ；1576〜1660)
安東愛季の子。父が病死したため、12歳で跡を継ぐこととなり、不満を持った従兄の安東通季が反乱を起こした。通季らの軍勢は実季ら籠城側の十数倍におよんだが、苦戦を重ねてようやく鎮圧した。1591年の太閤検地では所領の⅓を減らされ約5万2千石となったが、永年の係争地であった比内領有が確定され大名としての地歩が固められた。関ヶ原の戦いでは東軍方に立ったが、戦後に「実は東軍方と言えない」と讒言された。実季は弁明し嫌疑を晴らしたが常陸国宍戸に転封された。大坂夏の陣では豊臣方先鋒隊らと激突し敗北を喫した。1630年、戦国大名らしい気骨が横溢していることが幕府に嫌われ、突如伊勢国へ蟄居を命じられ、以降約30年にわたり、永松寺草庵にて蟄居生活を余儀なくされ同地にて死去した。
新年が新年の季語です。無骨者の実季は新年を思いもしない所で迎えたんだな・・・秋田氏は嫡男・俊季の幕府への忠節と、俊季の母 が大御所秀忠の正室の従姉妹にあたることも幸いして、陸奥三春に5万5千石で移封され、以後幕末まで同地で存続しました。
習字は、「新年は」はスッキリと、「常陸か伊勢か」は弱く、「無骨者」は強く、というつもりで書きました。
