川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

初笑い 408 安東愛季

朝、海沿いを走ってきました。帰ると、能登にボランティア活動に行っている友からの報告がメールされており、ただただ頭が下がりました。

「日本史1200人」408 安東愛季(チカスエ;1539〜1587)

下国(檜山)安東氏8代当主、出羽国戦国大名。長く分裂していた檜山系と湊系の安東氏を統一し、戦国大名化を成し遂げた智勇に優れた人物であったといわれている。雄物川上流域の大名・国人による湊における交易を統制することにより、旧来の蝦夷地貿易などの外海交易に加え河川交易への統制強化を断行しつつ、土崎港を改修して北日本最大の港湾都市に育て上げた。文武に秀で羽後(出羽北半)最大の大名となった彼は、「斗星(北斗七星)の北天に在るにさも似たり」と評された。

「北天の大名だぜい!初笑い 安東愛季 に 端遊」

初笑いが新年の季語です。親族が揃って笑い声が起きた時をいいます・・・織田信長に貢物を贈ることで誼を通じ、羽柴秀吉とも誼を通じるなどして、安東氏の最盛期を築き上げたと伝えられています。晩年には名字を安東から秋田へと改めました。

習字は、「北天の」は大胆に、「大名だぜい!」は強く、「初笑い」は明るく、というつもりで書きました。


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