川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

三寒四温 418 北条氏康

朝、海沿いを走ってきました。今日は雨の予報でしたが、下着などを洗濯しました。予想通りに降ってきました。

「日本史1200人」418 北条氏康(1515〜1571)

後北条氏第3代当主、戦国大名北条氏綱の嫡男。15歳で元服し氏康と名乗ると、上杉朝興との戦いで大勝するなど、父氏綱の躍進を支えた。父の死により今川義元古河公方足利晴氏を敵に危機的な状況に陥るが、上杉・公方連合軍に夜襲を仕掛け壊滅させ、北条氏躍進のきっかけを作った。その後は上杉憲政を関東から追いやって上野国を完全に併合し、かつてないほどの領土として、1559年に嫡男・氏政に家督を譲った。当主として19年間、隠居後も第4代当主・氏政との共同統治を12年間続け、30年以上にわたって後北条氏を率い、関東一の大名となった。上杉謙信武田信玄と互角に争った名将として評価されている。

「三十年三寒四温の統治かな? 北条氏康 に 端遊」

三寒四温が1月の季語です。3日寒い日が続いたと思えば4日は温かい日がある。氏康の統治はそんなところかな・・・隠居直後の1560年に上杉謙信が関東を侵攻すると、氏康は籠城にて対抗し上杉軍を撤退させ、以降約10年間戦いを続けていきました。さらに1568年に武田信玄三国同盟を破り駿河に侵攻すると、劣勢のままに氏康は没しました。

習字は、「三十年」は堂々と、「三寒四温の」はサラリと、「統治かな?」は考えるように、というつもりで書きました。


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