川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

春 430 宇都宮国綱

朝、走ろうとして外に出たらポツリと来たので、家に帰りバイクを漕ぎました。段々雨が強くなってきたので正解でした。

「日本史1200人」430 宇都宮国綱(クニツナ;1568〜1608)

宇都宮氏22代目(最後の当主)、戦国大名。父・広綱の死とともに継承したが、年少であったことなどから付け込まれて、後北条氏の侵攻が激化した。これに対しては、常陸・佐竹氏、下総・結城氏、甲斐・武田氏らと手を結んで対抗しようとした。やがて宇都宮城を支えるのが困難な状況の中、1590年の秀吉の小田原征伐に参陣し、忍城攻撃などに参加し、下野国18万石の所領を安堵された。その後は秀吉の力を背景に家中の統制を強め、1594年には豊臣姓を下賜された。しかし1597年に突如として秀吉の命により改易された。これには諸説あるが、後には諸国を流浪し江戸浅草の石浜で失意のうちに病死したと言われている。

「戦って春を夢見て御改易 宇都宮国綱 に 端遊」

春が2月の季語です。年少の時から戦ってきて、春が来たと思ったら・・・秀吉から「朝鮮での戦功次第では再興を許す」との言を受けて、宇都宮氏を再興すべく慶長の役にも参陣して、順天城の戦いで武功を立てましたが、秀吉の死により再興はかないませんでした。 

習字は、「戦って」は幼く、「春を夢見て」は弱く、「御改易」は意味不明に、というつもりで書きました。


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